ARTIST
アーティスト“森田恵美” について
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Emi Morita
私の作品づくりは大きく2つに分かれる。 それらが大きな天秤に乗ってバランスを取っているイメージだ。 一つの天秤には、素直に絵が描きたいと言う感情から生まれるもの。 例えば、古いアンティークの陶器や良い形の花瓶を見つけた時、 漆喰やペンキの剥がれた壁を発見したとき、 香水やお香やスパイスの香りに過去の記憶が呼び起こされたとき、 外国の景色を見て深く空気を吸ったときなんかに、 何かがグイッと沸き上がってくる。 私が描きたいという気持ちになるのは大抵がこんなときだ。
- もう一つの天秤には、テーマに沿った作品づくりがある。 こちらは描きたいと言う感情よりももう少し深い部分で考えたり削ぎ落としたりしているのでとにかく疲れるのだ。 この二つがあるおかげで、 私は描くことをやめずにいるのだと思っている。 どちらにせよ感覚的なことを画面に拾い上げていく作業は、 気持ち良くもあり大変でもある。描けば描くほど鮮度が落ちてゆくように感じることもあるし、うまくいかなくて、もがいて苦しんだ後に大逆転することもあるから作品づくりって面白い。 画材はその時の描きたい感覚に合ったものを組み合わせる。 こうじゃなきゃいけないとかはない。 常に実験と発見を繰り返している。
Collection
経歴
- 1972年
- 奈良県生まれ
- 1994年
- 大阪芸術大学美術学科卒業
- 1996年
- 大阪芸術大学研究生終了
個展
- 2009年
- 奈良市美術館
- 2011年
- 奈良市美術館
- 2015年
- 奈良市美術館
- 2017年
- 奈良県芸術会館美楽来
- 2018年
- 喜多美術館
- 2020年
- GOMA Gallery ExaART
- 2021年
- 銀座GALLERY ART POINT ”Spectrum I 2021”展
- 2021年
- 銀座GALLERY ART POINT ”Spectrum I 2021”展
- 2023年
- 近鉄百貨店 奈良店 美術画廊
- 2024年
- ギャラリー勇斎
公募展
- 2005年
- 市展なら 市展賞
- 2007年
- 市展なら 市展賞
- 2008年
- 新世紀展 新人賞
- 2010年
- 奈良県展 県展賞
- 2013年
- 以降国展入選
- 2014年
- 関西国展 新人賞
- 2015年
- 関西国展 奨励賞
- 2016年
- 関西国展 新人賞
- 2017年
- 国展 奨励賞
- 2017年
- 関西国展 選抜賞 ゴールデンアクリリック賞
- 2018年
- 関西国展 新人賞
- 2021年
- 関西国展 関西国画賞 ターナー色彩賞
- 2023年
- 国展 奨励賞
- 2023年
- 関西国展 関西国画賞 ターナー色彩賞
- 2024年
- 国展 国画賞